1/14インテお品書き

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    インテックス大阪 4号館ケ59a「Cult7」

     

    ※朝一番の高額紙幣はご遠慮くださいませ

    ※すべて18禁です

     

    ☆新刊☆

    「Complex」(「A3!」万至/真里さんとの合同誌)18禁 600円

    「受験」と「コンプレックス」をテーマにした合同誌です。

    私の「果たされる約束」はシリアスめに始まり、ラブで終わる年の差諸々コンプレックスです。

    サンプル及び詳細はpixivでどうぞ! 

    通販はとらのあなさんです。

     

    ★冬コミ新刊★

    「はじめまして、澤村です。」(『くちびるに銀の弾丸』番外編)18禁 300円

    同居を始めて2年目。ますます水嶋の深みにはまっていく澤村だけど、「この年末は一緒に過ごせない」と言われて……?

    甘めのえろめ、年末年始らしい読み切りです。

    通販はコミコミスタジオさんです。

     

    ☆既刊☆

    「あなたの猫になりました。」(「今日から猫になりました。」番外編)500円
    「Re:他人同士」(『他人同士』番外編)1000円
    「真夏の誓い」(『くちびるに銀の弾丸』番外編 18禁)300円※僅少
    「僕は南くんの犬です」(『誓約のうつり香』番外編)500円

    「夏の大人同士」(『大人同士』番外編)300円

    「Chika☆Chika☆Essential」(チカ☆チカ☆エッセンシャル 『誓約のうつり香』番外編)400円

    「俺の好きな人は、」(「A3!」万至18禁200円)※僅少


     

    ※本人直参の予定です。サインについては、混雑する時間帯でなければ喜んでお受けしますので、お申し付けくださいませね。寒い中、そしてお忙しい中でいらっしゃることと思いますが、ひと言お声掛けして頂けるととても嬉しいです!

     

    ※冬コミ新刊のサンプルはこちらの折り畳み記事にあります。


    切羽詰まってますけど

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      ぎりぎりいっぱいな感じで仕事しています〜〜〜!

      お正月明けたばかりなのに〜〜〜!

      と言いつつもわくわくで書いているので、毎日楽しいですハート

       

      さてさて、ぎりぎりになりますが、明日か金曜日にでも14日大阪インテのお品書きを出します。

      今回は冬コミ新刊の「はじめまして、澤村です。」と、

      14日発行「A3!」万至の合同誌「Complex」が新刊として並びます。

      合同誌のお相手は真里さん!四葉のクローバー

      大好きな文字書きさんと一緒に組ませて頂けてとても嬉しいです。

      「コンプレックス」「受験」がテーマの万至18禁です。

       

      他、オリジナルの既刊が並びます。

       

      その前の13日は大阪にてオフ会があるので、参加者様とお会いできるのを楽しみにしております!!

      おみやげペーパー、色々考えたのですが、「他人同士」と「くちびるに銀の弾丸」

      のミックスにしようと思っています。

      新年早々のスーパーでばったり出会った4人(澤村と諒一は本編で面識があります)が、

      お雑煮を一緒に食べつつ盛り上がる的な。

       

      まだこれからなので明日もりっと頑張ります!にた

       

       


      一年の計は元旦にありというので

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        あけましておめでとうございます!

         

        元日の今日は一度もパジャマを脱がずにのんびりしておりました。

        でも首が痛い……。

        痛み止めが欠かせない毎日です。

         

        そういうわけで(?)、今年の目標を書いておきます。

         

        「楽しく書く!」

         

        です!

         

        私がどんなに楽しく書いても、実際のところ技量不足、知識不足で読者さんにそれが

        伝わっているかどうか謎なのです。

        とはいえ、奸計で書けるものでもなく……。

         

        白いウィンドウを開いたときの不安感やときめきを毎回ちゃんと反映できればな〜と思っております。

        言うだけはタダです。

         

        今年は、「頑張ります」という言葉を「楽しみます」に置き換えたい年でもあります。

        ニュアンスの差はあまりないのですが、ほどよく力が抜ける日は素直にそうして、

        ドリンク剤を無理やり飲んで頑張るのではなく、疲れたらちゃんと寝て、ちゃんと食べて、

        こころに少し余裕を持って行動できたらな〜と。

         

        今年はもう少し旅行に行きたいです。

        近場でも遠くでも、機会を設けます。温泉が大好きなので、春頃にまた行きたいなと考えています。

         

        でも! 性格的には、「やれるところまで目一杯」です。

        今年も途中つまずいたり泣き言を言ったりするやもしれませんが、

        私自身がわくわくしながら書いた作品を世に出せるよう努めますので、

        よかったら引き続き応援してくださいね♪

         


        三人で始めちゃおっか『トライアングルエクスタシー』(オリジナル2015)

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          「一郁、お正月はどうするんですか」
          「実家に帰るの。それとも東京に?」
           美形の双子である伊達誠と怜の兄弟に口々に問われ、澤野一郁は目を丸くし、ふわりと笑った。
          「東京で過ごそうと思っています。じつは昨日実家から電話がかかってきて、両親はこの年末年始、ハワイで過ごすらしいんです。だから、俺はひとりというか」
          「だったらさ、俺たちと一緒に過ごしませんか」
          「あ、怜、俺の台詞取った。そう、じつは三人で過ごしたいなと思ってるんだ」
           言葉を取り合ってくすくす笑う双子とは、少し前に旅した沖縄で偶然出会った。垢抜けた容姿に楽しい会話。どう見ても旅先のアバンチュールだと自分に言い聞かせたが、神様はこの偶然を運命の出会いに変えてくれた。東京に戻って再び会うようになり、三人は秘密の恋とセックスをしている。
           ――まさか、モデルの彼らとつき合うことになるなんて。
           しかも、ひとりじゃない。ふたり、とだ。
           まだ大学生の一郁にとって、自分たちの道を突き進んでいく怜と誠はきらきらまぶしい。自分も、いつかこういうふうになりたいとひそかにお手本にしているぐらいだ。
           今日の怜たちは少し早めに仕事が終わったようで、一郁もちょうどバイトが休みだった。三人は表参道にあるカフェでお茶を飲みつつ、あれこれと話していた。
          「いいですね。俺もとくに予定はなくて、ひとり鍋でもつついて紅白を見ようかなと思ってたから、怜さん誠さんと一緒に過ごせるなら嬉しいです」
          「じゃ、うち来てよ。俺がとっておきのみぞれ鍋を作ってあげるからさ。鶏肉や水菜と一緒に、こんがり焼いたお餅も食べるんだ」
          「誠が毎年作るんですよ。ほかの料理はいまいちですけどね」
          「あー、そういうこと言って。俺の作るフレンチトーストも結構美味しそうに食べるくせに」
          「ふふっ、食べてみたいです。やっぱり、鍋は大勢がいいですよね」
          「じゃ、大晦日にうちに集合! みんなで年越しをしよう」
           誠が言ってアイスティーのグラスを掲げ、怜と一郁も微笑んでティーカップをかちんと軽く触れ合わせた。


          「あのー……誠さん、怜さん、俺、ほんとうになにもしなくていいんですか?」
          「いいのいいの、もうすぐそっちに持って行けるから待ってて」
          「いま、最後の味見をしているところです」
           大晦日の夜、一郁は恐縮しながらこたつに入っていた。怜と誠は、ふたりで麻布十番のマンションに住んでいる。普通の大学生である一郁には、ちょっと想像がつかないほどのリッチさだ。
           だが、スタイリッシュなリビングに、なんとも庶民的なこたつが置かれている。ふわふわした布団や綺麗な天板から考えても、つい最近買ったばかりのものらしい。
           テレビでは紅白をやっていて、妙に和んでしまう。日本らしい年の瀬だ。
          「はーい、大変お待たせしました。おろし鍋だよ」
           誠が笑顔で鍋をテーブルコンロに乗せ、ぱかっと蓋を開けた。
          「うわぁ……、真っ白だ!」
          「これ全部、大根おろしだよ。俺と怜がかわりばんこですったんだ」
          「中にはお餅や鶏肉、野菜が入っています。もう煮えていますから、食べられますよ」
          「じゃ、遠慮なく。いただきますね」
          「はい、どうぞ」
           怜と誠も腰を下ろし、箸を取る。
          「ん、ん、……んー、このお餅、香ばしい」
          「ごま油で焼いてるんだ。ひと味違うでしょ」
          「はい。ん、白菜も美味しい。ネギも」
           はふはふ言いながら食べる一郁に正面の誠が笑い、「一郁、あーんして」と言い、箸を伸ばしてくる。
          「え、あ、……あーん」
          「はい、しいたけ」
          「……ん、……ん、……あぁ、このしいたけ、肉厚でめちゃくちゃ美味しいです」
           その様子を冷静に見守っていた斜め横の怜がふっと笑い、鶏肉を冷ましてくちびるに挟むと、「一郁さん」と唐突に後ろ髪を掴んできた。
          「怜さ……っん、ん――ぅ……ふ……っ……」
           突然のキスにびっくりしたけれど、怜らしく、くちびるを焦れったく食みながら鶏肉を口移ししてきて、一郁もなんとか応えた。なんだか、彼の情の深さまで食べさせられた気がする。
           美味しくて、とびきり危険な味だ。
          「……っは……、う、……ずるいですよ、怜さん、こんなキスされたら……」
           上目遣いに怜を見ると、整った美貌の怜がくちびるの端をつり上げる。
          「次は私自身が欲しいですか」
          「う……」
          「おいこら、俺を差し置いてふたりで盛り上がらない。目の毒だって。襲うぞ」
           焦れた様子の誠が割り込んできたことで、つい吹き出してしまった。
          「すみません。誠さん」
          「あとでいっぱい一郁を食べさせてくれるなら許そうかなぁ」
          「最初から襲う気だったくせに」
           怜の言葉に誠も「あたり」と顔をほころばせ、三人で笑ったところで美味しい食事に戻った。


           楽しく紅白を見て一月一日の零時を迎え、みんなで「あけましておめでとうございます」「今年もよろしくお願い申し上げます」と頭を下げたあとは、怜から「お年玉ですよ」とポチ袋をもらってしまった。
          「そんな、申し訳なくていただけないです」
          「いいんですよ、気持ちだし。それに、中身を見たら拍子抜けするような金額かもしれないし」
          「……じゃあ、ありがたくいただきます。俺からおふたりになにか差し上げるものはありますか?」
           素直に訊ねると、怜と誠はちらりと視線を絡め、そっと手を掴んできた。
          「きみが欲しい、一郁。姫はじめって知ってる? 想い合う者同士が、年の初めにするセックスのこと」
          「それを、あなたとしたいんですよ。誠は追い出したいですが、引き下がらないので、まあ仕方なく」
          「俺だって怜を追い出して一郁を独占したいって」
          「あ、あの……」
           熱い手を感じながら、一郁はうつむいた。
          「俺も……怜さんと誠さんが……欲しいって思っていました。その、三人で……」
          「エッチなこと、しちゃおうか」
           誠がいたずらっぽく笑い、指先をきゅっと掴んでくる。それがやけに卑猥に映ったから、一郁は魅入られたようにこくりと頷いた。


          「んぅ……ん、……」
           ほのかなランプがともる怜の寝室で、一郁はふたりに衣服を剥ぎ取られながら熱っぽいキスを受けていた。もう何度したかわからないキスなのに、いつも気持ちよくて新鮮だ。
           誠が顎を掴んでくちづけてきて、とろりと唾液を交わしてくる。彼の胸に手を当ててすがりつくと、怜にジーンズを脱がされ、びくんと波打つ性器に夜気が触れる。
          「もう先っぽがびしょびしょになってますよ。一郁さんのここ、濡れて光っている」
          「あ……!」
           勃ち上がったペニスの先端を指先でくりくりっとこじ開けられる悦びに、声が掠れてしまう。腰をふるわせる一郁の痴態を愉しみ、怜はゆっくりとそこに顔を近づけていく。次の瞬間、まるで全身が溶け崩れるような快感に襲われた。ためらいなく性器を口に含んだ怜が、じゅるっと淫らな音を立てて啜り込む。
          「ん、っう、ぁ……あぁっ、や、や、怜さん、……溶けそ……」
          「可愛い声だよ、一郁。おっぱいはどうする? いつもどおり触ってほしい?」
          「……はい……誠、さん……」
          「じゃあ、おねだりして」
          「……ッ……俺の、……おっぱい、……ん、吸ってください……」
           恥じらいながら途切れ途切れに言った。これも、何度言わされても慣れない言葉なのだが、そのぎこちなさを怜と誠はこよなく愛しているらしい。
           待ちきれない顔で、誠が裸の胸に吸い付いてきた。
          「あ、あっ、んん、っや、ん……はぁ……っいい、きもち、いい……っ」
          「ん、一郁のおっぱい、すっごくいやらしい味だよ……もっときつく吸ったら、なにか出してくれる?」
           囓って、舐めて、蕩かして。誠の男らしい顔が間近にあり、自分の胸を美味しそうに吸っているなんて、いつ見ても信じられない思いだ。ペニスを根元から舐る怜の指が淡いくさむらをかき回すのにも、ひどく感じてしまう。垂れる唾液を使って、怜は狭く締まるアナルも探ってきた。男に貫かれる悦びをしっているそこは自分でも恥ずかしくなるほどたやすく解け、雄の侵入を待ち望む。
          「だめ、だめ、……イっちゃい、そう……」
          「何度でもイかせてあげます。私の口に出してください」
           言うなり、怜が顔を前後に振って一郁のペニスを吸い上げる。誠も同じリズムで、乳首を舐め回す。ふたりがかりで感じさせられることに一郁が勝てるはずもなく、あえなく陥落して、「……っあぁ……!」と声を上げて吐精した。
          「イく……っ! あ、あ、……っん――は……っあ、……」
           怜の口に出しているという罪悪感はあるけれど、身体の芯がふるえるような強い快感に射精が止まらない。
          「ん……、たくさん出しましたね。先週も抱いてあげたのに」
           くちびるを白濁で濡らす怜は夢に見そうなほどエロティックだ。まだ息が乱れている一郁に誠がキスをしてきて、「この口」とくちびるをつついてくる。
          「罪作りだよ、一郁のくちびるは。キスをしてもしてもむさぼりたくなる。一郁の口に、俺のこれ、挿れちゃおうかなぁ……」
          「っぁ、誠さん……おっきい……」
          「ずっと我慢してたからね。きみの顔を俺の精液で濡らしちゃうのも卑猥でいいな。ね、どう、怜」
          「いいですね。見てみたい。では、今日は私が先に繋がりましょうか。一郁さん、私があなたの中に挿ってもいいですか」
          「……っはい、……怜さん。来てください、俺の……中に。誠さんは、口で愛したい……」
          「いいよ、俺の美味しい蜜で満たしてあげる」
           嬉しそうに、誠が反り返る男根を捧げ持ち、一郁の口に軽く押し込む。ぬぷっと亀頭を舌の上で感じただけでまたいきそうなのに、きつい窄まりを指で愛撫する怜がゆっくりと硬い肉竿でこじ開けてくる。
          「ん――ン、ふ……っ……!」
           くちびると下肢を犯される刺激に耐えきれず、一郁は再び達した。頭のうしろがじわりと痺れるような快感は、最近覚えたものだ。瞬発的な射精とはまったく違っていて、一度感じ始めるととめどがない。ずっと身体中が甘く痺れ、なにをされても気持ちいい。
          「いいな、一郁……ドライでいけるようになったんだね。きみの口の中、たまんないよ……ぬるぬるしていて、温かくて最高。ちょっと動いてもいい?」
          「ん、ん」
           懸命に頷くと、怜と誠、同時に動き出した。
          「んっんっ、あ、っん、っ」
          「一郁の可愛い顔を俺の精液で汚しちゃうのかちょっと申し訳ないけど。でも、ずっと考えてたんだよね。顔射してみたいってさ」
          「ふふっ、中が熱く締まっている……私好みの熱さだ。もっと突いて、擦ってあげます。あなたを孕ませてしまいたい」
           ふたりは思うさま一郁をむさぼる。真ん中に置かれた一郁はくちびるとアナルだけではなく、乳首まで攻められる心地好さに息を切らした。
           硬く突き刺さった怜の肉棒がねっとりと襞をかき回していく。最奥に亀頭をぐりぐりと押しつけられるのが、たまらなく好きだ。
           口をずっと開きっぱなしだから、幾筋も唾液が顎を伝い落ちていく。それでも、じゅぽじゅぽといやらしい音を響かせて誠のものを舐めしゃぶりたい。
           もう、ぐちゃぐちゃになってしまう。とろとろに溶けて、怜と誠のものになりたい。
          「そろそろ、かな……」
          「ええ、私もです」
          「――ん、ッん、……ぅ……っ……ん……!」
           激しく腰を遣ってくるふたりに飲み込まれて、一郁はびくんと身体を波立たせた。瞼の裏がちかちかするほどの強烈な絶頂に続き、誠が息を詰めて熱いしぶきを口内に放ってくる。怜は蕩ける肉襞が収縮するのを愉しみ、余裕たっぷりに奥をめがけて射精してきた。
          「は……ぁ……っはぁ……あぁっ……」
           誠がペニスを引き抜き、どくりと顔にかけてくる。青味を帯びた精液が鼻を、頬を、くちびるを濡らしていく。思わず舌を突き出すと、誠が指先に精液をすくい取って舐めさせてくれた。
          「……誠さんの、……すごく、濃い……」
          「きみをこころから愛してる証拠だよ」
          「怜さんのも、奥まで……届いてます」
          「わかりますか? 私の精液を飲んで、あなたのアナルはびしょ濡れだ。この中を突くのがたまらなく気持ちいい」
           低く笑い、まだ繋がったままの怜はゆるく腰を出し挿れする。いったばかりで感じやすくなっている蜜壺を突かれる気持ちよさは言葉にならない。出し切ったはずの精液が、つうっとこぼれ出すほどだ。
           一度や二度の絶頂ではおさらまない炎を胸の奥に持っているのが、怜と誠だ。
          「まだ食べたいよ、一郁。今度は、怜と代わろうか。怜が出した精液がぐちゅぐちゅって中で泡立つほどいっぱい突いてあげる」
          「私は一郁さんの手で扱いてもらうのでもいいですね。顔にも出してあげますよ。ふたりぶんの精液を受けてどろどろに汚れるあなたが見たい」
          「……はい、……抱いてください、怜さん、誠さん。俺を――もっと、いやらしくして」
           自分だって感じていることを伝えたい。精一杯の言葉を絞り出すと、怜と誠は余裕を剥ぎ取って顔を引き締め、それから一郁に深く覆い被さってきた。


           久しぶりに怜と誠のたがが外れて骨までむさぼられ、一郁は元日の半分をベッドで過ごした。
           夜になってベッドから抜け出て怜の作った美味しいお雑煮をいただき、やっと落ち着いた。
          「やー、なんていうか、自分でもびっくりするぐらい一郁を求めちゃったね。大丈夫? 無理させたかもしれないね、ごめん」
          「あなたと来たら、一度はめるとなかなか抜かないし」
          「……っ」
           秀麗な顔をしていて卑猥なことをさらりと言う怜にお餅を喉に引っかけそうだ。
          「もう……ふたりとも、激しいです」
           一瞬でも彼らふたりに張り合えるだろうかと思ったが、やっぱり生半のことでは太刀打ちできないようだ。
          「一郁さん、お餅、もう一個焼きましょうか」
          「はい」
           東京風の醤油ベースがさっぱりとして美味しいお雑煮にはこんがり焼き色がついたお餅が二個入っていたのだが、ぺろっと平らげてしまった。
           手早くトースターでお餅を焼いてくれた怜がお代わりをついでくれ、一郁は礼を言ってふうふうと冷ます。
          「作ってもらうばかりじゃ悪いから、次は俺がなにか作ります。なにがいいですか?」
          「んーそうだな、一郁の手料理ってなんでも美味しいから迷うな」
          「じゃあ、私がリクエストしてもいいでしょうか。チャーハンはどうですか。ぱらっとしたやつが食べたいんですが」
           それを聞いて、一郁は花がほころぶような笑みを浮かべた。その笑顔こそ、怜と誠を強く惹き付けているのだとは知らずに。
          「ちょうどよかった。俺、中華料理屋さんでバイトしている友だちに、美味しいチャーハンの作り方を教わったばかりなんですよ。たまごはふわふわで、ごはんはぱらっと、刻みほうれん草も入ります」
          「じゃあ、チャーハンに決まり! うっわ、わくわくしてきた。早くお腹を空かせないと。そうだ、ふたりとも、お雑煮を食べ終わったら、初詣に行こうよ」
          「こんな夜にですか?」
          「明るくなったら、大勢の参拝客で混雑するしさ。今夜は晴れていて、きっと星も見えるよ。それに俺、願い事がたくさんあるんだよね。一郁と俺たちがずっと健康でしあわせでいられますように、一郁の学校とバイトがうまくいきますように、そして一郁がもっと俺を好きになってくれますように――怜よりもね」
          「その反対の言葉をあなたに返しますよ、誠」
           顔を見合わせて、三人でいっせいに笑った。
           胸の底から温かくなる、新しい一年の始まりだ。


          今年もありがとうございました。

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            怒濤の大掃除と買い出しが終わり、紅白を流しながらブログを書いています。

             

            とにかく今年はほんとうにたくさんの方のお力を借りた1年でした。

            作家生活15周年という節目にあたり、

            自分でもなにかやってみたくていろいろ企画はしてみたものの、

            びっくりするぐらい雑な性格なので、もう計画に穴があるある……。

             

            いまさらなのですが、ご協力くださった皆様、そしてそれを楽しんでくださった方々、

            ほんとうにありがとうございました!

            感謝で胸がいっぱいの大晦日、とてもこころに残る1年でした。

             

            お茶会Docomo5

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            怒濤の刊行Docomo5Docomo5Docomo5

             

            どれを取っても、支えて下さる方、見て下さる方がいらっしゃらなかったら

            実現できないものばかりでした。

            基本的にはずっと家にこもって書いている毎日なので、

            これだけアクティブに外へと出た年もなかなかないです。

             

            ご縁があって、たくさん本を出して頂くことができた年。

            1冊でもなにかおこころに残る作品があるといいなと願っております。

             

            年またぎで書いている原稿があるので、このまま、引き続き頑張っていこうと思います。

            来年の目標は、「ちょっとゆるめ」です。

            今年死ぬほど頑張ったしな……と思うものの、いまできることならやっておきたい性格なので、

            また来年もなにかで爆発していたらすみません!

            温かく見守っていただければ幸いです。

             

            そして、ときめくドエロを書きたいです=3

            しっかりエロく感じてもらえるよう、キャラ、物語をちゃんと書き込むようにします。

             

            来年は16年目。

            自分らしくもりもり楽しく作品を書いてお届けしたいな〜と思っております。

            いつ、なにが起きるかわからないな……ということを実感した今年でもあったので、

            体力重視ではありますが、できるだけ悔いのないよう努めて参ります。

             

            もう数時間で新しい年ですね。

            今年もたくさんの嬉しいことやつらいこと、大変なことがあった年だったかと思いますが、

            訪れる新年がここをごらんくださっている方にとっても、

            健やかで、幸多きものとなりますように。

            1年間、ほんとうにお世話になりました。

            また来年もよろしくお願い申し上げます。

            どうぞよい年をお迎えくださいませねハート

             


            C93お品書き(完成)

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              12/30(冬コミ2日目)東2 A56b「Cult7」

               

              ※朝一番の高額紙幣はご遠慮くださいませ

              ※すべて18禁です

               

              ☆新刊☆

              「はじめまして、澤村です。」(『くちびるに銀の弾丸』番外編)18禁 300円

              同居を始めて2年目。ますます水嶋の深みにはまっていく澤村だけど、「この年末は一緒に過ごせない」と言われて……?

              甘めのえろめ、年末年始らしい読み切りです。

               

              ☆既刊☆

              「オメガの休暇」18禁500円※僅少
              「あなたの猫になりました。」(「今日から猫になりました。」番外編)500円
              「Re:他人同士」(『他人同士』番外編)1000円
              「真夏の誓い」(『くちびるに銀の弾丸』番外編 18禁)300円※僅少
              「僕は南くんの犬です」(『誓約のうつり香』番外編)500円※僅少

              「お嫁においでと言われても」(『結婚したいと言われても』)500円

              「俺の好きな人は、」(「A3!」万至18禁200円)※僅少
               

              ※本人直参の予定です。当日はひとり参加なので、ほんの一瞬ばたつく時間があるかもしれませんが、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。いつもどおりサエコさんの「ミミック」と合体参加です! サインについては、混雑する時間帯でなければ喜んでお受けしますので、お申し付けくださいませね。寒い中、そしてお忙しい中でいらっしゃることと思いますが、ひと言お声掛けして頂けるととても嬉しいです!

               

              ※書店委託は、コミコミスタジオさんにお願いしています。予約スタートしています! 「秀 香穂里」で検索してみてくださいね。

               

              ※新刊のサンプルは折り畳み記事にあります。


              備忘録(日々更新)

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                年内も残り日数が少なくなってきましたね……! やばい。

                自分のための備忘録です。日々更新です。

                 

                18日 仕事と病院  クリア

                19日 仕事  クリア

                20日 仕事  クリア+納品1個(よくやった)

                21日 仕事&忘年会 クリア!忘年会楽しかった!

                22日 仕事 クリア

                23日 仕事&納品1個(なんの納品だろ……と思い出せず結局未解決)

                24日 仕事 クリア!!すごすぎる進展!!

                25日 仕事とエステ クリア 納品1個不可能だった(明日頑張る)

                26日 仕事と忘年会 クリア 納品1個の半分を片付けた

                27日 仕事と納品1個 クリア とうとう納品完成!!おめでとう!!

                28日 仕事と夜忘年会 クリア!ドリンク剤をガツンと買い込みました

                29日 仕事と昼忘年会 クリア

                30日 コミケと夜仕事 クリア!!ほんとうにお疲れさまでした、ありがとうございました!

                31日 大掃除で死ぬしかない

                 

                書き出してみて、この短い日数で私はなにをやろうとしているのか……。無謀。

                ぎりぎりまで頑張って、来年は1/3から仕事始めです。

                8日に納める原稿があるのですあひょうパンダ

                 

                1/14は大阪インテですしね!

                コミケと、万至オンリーの新刊を同時に並べる予定です。

                コミケ新刊は「くちびるに銀の弾丸」番外編。

                万至オンリーの新刊は、「極東花婿」の真里さんとの合同誌の予定で、「コンプレックス」がテーマです。

                 

                時間がないながらも頑張りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます!heart


                病についてのお返事です

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                  11月中に書いた記事へのお返事です。

                  当時はあまりに慌ただしく、読ませて頂くだけになっていましたが、どれもとても嬉しく、励まされました。

                  大変遅くなりましたが、だいぶ身辺も落ち着き、気持ちの整理もついたので、拍手で頂いたコメントへお返事いたします。

                   

                  >> 11/17 23:41 秀先生の作品に活きて...さん
                  温かなお言葉ほんとうにありがとうございました! 読んだとき、ひどくじわっと胸に沁みました。反応が遅れてしまいましたが、これからの作品に活かせるような悩み方をしますねき 悩みやすいのはもう性格なんだと受け止めます!

                   

                  >> 11/18 13:30 偉大な作家たちは皆、...さん

                  誰かが苦境に陥ったときこれほどのやさしい言葉を投げかけられるだろうかと落涙しました。投稿者さんもとても大変な半生だったのですね。身体だけではなくこころがつらいとき、その痛みから逃げたくて自死を考えることもありますが、家族だったり友だちだったり、いまの楽しみのことを考えて、もう少しだけ頑張っていきたいとゆっくり前向きになるようになりました。どうぞ、お身体お大事になさってくださいね。私も私の身体が愛おしいと思えるようになっていきたいですheart

                   

                  >> 11/18 08:07 はじめまして。「遙か...さん

                  おおーだいぶ前から読んでくださっているのですね。嬉しいです……! 私のしっちゃかめっちゃかな毎日に苦笑されているかと笑 こうやって書き続けられること、そしてたまにこうしてこころの裡を晒すことができるのは、恥を知らない性格ゆえでもありますが、投稿者さんのように読み続けてくださる方の存在がいちばん大きいです。誰かが見てくれていると思うだけで、心強いです。頑張っていきます!ハート

                   

                  >> 11/21 15:22 これからも先生のペー...さん

                  おやさしいお言葉、ほんとうにありがとうございます……! 頭がよくないので反応が鈍くて申し訳ないかぎりでしたが、投稿者さんの「治らないなりにゆっくり人生を歩んでいこうとも思います。」というお言葉、とてもじわりと来ました。私に足りないのはひとえに「ゆっくり」ですよね。反省……。でもやっと最近ゆっくりだらだらする楽しみも覚えたので、少しずつ労ろうと思います。お恥ずかしいのですが、ワーカホリック気味なので詰め込んでしまう癖があって……! 気をつけますね。投稿者さんもどうぞご自愛くださいませリボン

                   

                  >> 11/22 10:53 いつも先生の作品に癒...さん

                  とんでもないです〜〜〜! こちらこそ、嬉しいお言葉をありがとうございました。恥を晒してこころの悩みを打ち明けたところ、共感してくださる方に恵まれて、ほんとうにほっとしました。私だけじゃないんだなと……。「でも今の自分好きだし、こういう自分でいいやと半ば開き直れるようにもなりラクになりました。」と、ここまで思えるまでにいろんな道があったかと思います。投稿者さんが私にかけてくださったやさしいお言葉のぶん、たくさんの成長と歩みがあったのだろうなと尊敬いたします。ぎりぎりまでの無理は禁物ですね。お互いに、楽しく乗り切っていきましょうぴのこ:)

                   

                   

                   

                  皆様、ほんとうにありがとうございました!

                  私の場合、自覚症状としていちばんうううむとなるのは睡眠障害と双極性かなあ……という感じです。

                  気が大きくなっているときはなんでもできちゃう万能感に包まれていますが、それが終わると、いままでにしでかした自分の愚行に死にたくなります笑

                   

                  なぜ、自死はいけないのか。

                  とある本を読んで考える機会がありました。

                  確かにいま突然自死したらいろんなところに迷惑がかかる……けれども、罪ではないし、それほど責められることでもないかなとも思ったのでした。確かにきっととても悲しい。喪失感も与えてしまうかもしれない。ですが、私は私の頭の中の整理がつかなくなったとき、また将来に希望が抱けなくなったとき、自死を考えます。

                   

                  ただそれはけっしてネガティブなものだけでもなく、「もうここまで頑張ったんだから、いましあわせなままで終わりたいな」という気持ちが大きいです。

                  満たされたがゆえの。これ以上欲張ってさらなるしあわせを望んであがくより、ここまでの思い出を大事にしていま終わりにしたい、みたいな。

                   

                  でも毎日猫が元気だし、お天気がいいと嬉しいし、ごはんが美味しいとやっぱり嬉しいです。

                  なにより人と会うことが楽しいうえに、こういうしょうもないことを書いて世の中に晒しちゃう時間も好きなので(ほんとしょうもない笑)、これから先も、七転八倒しつつ頑張ります。

                  もっと颯爽と生きていけたらいいんですけどね! お恥ずかしいですゆう★

                   

                  悩みを糧に、頑張ります。

                  ここまで読んでくださったあなたもどうぞあまり思い悩まず、「疲れたなあ」とちゃんと口に出して、温かい飲み物で気持ちを解してくださいね。私、最近やっと「疲れたよ」と言うことに恥ずかしさがなくなってきました笑 かっこつけたがりなんですよね……!

                  最後までありがとうございました。

                  次の記事では、元気にお会いできますようにてれネコ

                   

                   


                  2018/1/13大阪オフ会のお知らせ

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                    です!

                     

                    きたる2018年1月13日(土曜:翌日はインテ)の夕方頃に、大阪でプチオフ会を開催したいと思っておりますハート

                     

                    参加メンバーは、インテ参加組の葵居ゆゆ様、西野花様、秀香穂里です。

                    翌日がイベントであり、お店の規模や、

                    また私たちもあまり慣れていない場所での開催ということもあって、

                    ちいさな集まりになるかと思いますが、

                    関西近郊の方でご都合がつく方はぜひお会いしましょう♪

                     

                    ☆概要☆

                     

                    開催日時:2018年1月13日(土曜)16時〜2時間程度

                    場所:大阪のわかりやすいところ(参加者様のみにお伝えします)

                    会費:今回は各自がオーダーしたメニューをそれぞれ支払っていただく形です

                     

                    なおなお、3人からちょっとしたおみやげもありますので、よかったらぜひ!

                     

                    今回も、恐れ多くはありますが、参加は抽選という形を取らせていただきます。

                     

                    応募期間:2017/12/4(月曜/本日)20時から12/10(日曜)23:59まで

                     

                    応募先

                    o-tea@cult7.topaz.ne.jp

                     

                    上記メールアドレスに、以下をご記入のうえ、おひとり1名様ずつお申し込みくださいませ。

                    お友だちと一緒に参加されたい場合は、メールにその旨明記のうえ、ご同行者のお名前もあわせてご記入ください。

                     

                    必要なこと

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                    お名前(TwitterアカウントやSNSで使っている名前でOKです)

                    Twitterアカウントがある方は、アカウント名

                    連絡のつくメールアドレス

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                    なお、混乱を防ぐために、同一人物による別名義での重複申し込みはどうぞご遠慮くださいませ。

                    抽選結果は、12月中旬を予定しています。

                     

                    アットホームに、大好きな大阪でわいわい盛り上がれればいいなと願っております!クローバー

                    どうぞよろしくお願い申し上げますハート

                     

                     

                     

                     


                    病のこと

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                      今日お話するのは、自分の病のことです。

                      なので、あまり明るくないかもしれないし、おもしろみにも欠ける気がします。

                      やだなーという方は、そっと閉じてくださいねheart

                       

                      以前からTwitterでちょこちょこ書いているのですが、私の病はいくつかあります。

                      1・パニック障害

                      2・睡眠障害

                      3・双極性障害

                       

                      の3つです。

                       

                      この3つは同時に発症しました。いまから数年前、仕事で大きな挫折を経験し、自分の無力さ、未来が塞がれた感じ、なにもできない非力さに打ちのめされて、とにかく気分転換に無理やり旅行に出かけたところ、その先で突然、高速道路を走っている車の中でいままでに感じたことのない恐怖感を覚え、心臓はどきどきするし、いますぐ死ぬのではという恐れに駆られました。

                      床が透けて落ちてしまうのではないかとか、シートベルトをしていてもドアが突然開いて放り出されるのではないかとか。

                       

                      その夜旅館でも一睡もできず、怖くて怖くて泣いていました。翌朝、少しだけ眠れたので、調子に乗って山に行ったところ、これまた絶景過ぎてこの世のものとは思えない頂上の景色にバクバクしてしまい……。

                      家族が心配する中帰宅し、やっと自宅でほっとして爆睡したことを覚えています。

                       

                      しかし、当時パニック障害のことをまったく知らず、どこに行けばいいのかわかりませんでした。

                      同時に、自分の未来に対して、また、ひと様から受ける評価(=仕事)に対してどうしようもない不安感、自分はだめだという劣等感に苛まれ、眠ることもできなくなりました。

                       

                      もともと感情の起伏が激しかったので、トラブルを起こしやすい体質だということは自覚していて、できるだけ気をつけていたのですが、もうどうにもならず。

                       

                      そのまま数年、不安と向き合っていたのですが、あるひとから「それはパニック障害では? いまメンタルクリニックはメジャーだし、ちょっと行ってみる気分でどう?」とアドバイスされて、ようやく行くことにしました。

                      その頃はもう症状が悪化する一方で、新幹線に乗れない、美容院で椅子に座った瞬間だめになる、映画館もだめ、コンサート会場もだめという感じでした。

                      自分の意志で自由に動けない、動きにくい状況がだめだったようです。

                      ちなみに、パニック障害を発症するひとは新幹線内がいちばん多いそう。

                      「止めて!」と言って止められませんものね。

                       

                      そんなわけで、最初の病院は近所のメンタルクリニックへ。カウンセリングを受けて、先生はひと言「あなたは年の割に幼稚なんだと思う」とずばり笑

                      いまなら笑えますし、いままた同じ病院に通っているのですが、当時はほんとうにショックでした。

                      実際、幼稚だなと思っていましたが、仕事は頑張っていたし、自分のことも大好きでした。なにをしていても楽しくて、トラブルがあっても、また乗り切ろうと思えていました。

                       

                      しかし、いつからか自分が大嫌いになっていました。ライター業と作家業を並行していく中で、どんどん自分を否定するようになっていました。

                      自分はひとより劣っている。才能がない。人気もない。友だちはいてくれるけどいまだけかもしれない。

                       

                      つらい毎日で、泣くしかありませんでした。

                      締め切りだけはあったので、毎日「死にたい」と泣いて仕事に出かける家族にすがっていました。慰めてくれる家族も大変だったと思います。ある日、「もう死にたい」と繰り言を言ったら「原稿を上げてから死ね! こっちは校了3日目だ!」と言われ、ハッと目が覚めました。

                       

                      ショック療法も度を超していると思うのですが笑

                      私には効いたようで、そのときの原稿はほんとうに死ぬ気で書き上げました。

                       

                      もう一度数年後、どうしても行き詰まってしまって、芦ノ湖前のホテルに泊まってどうにも原稿がはかどらなかった入水して死のうと思いましたが、小田原でバッグを買っている自分に気づき笑ってしまいました。

                       

                      私を動かすのは醜いまでの自己顕示欲、承認欲求に加えて物欲だったり所有欲だったり上昇志向だったりします。

                      どうしても欲しいものがあると、手を尽くします。

                      どうにかなる場合もあれば、ならないこともある。

                       

                      でも、それが対人関係であれば当然ですよね。

                      品物を買うようにひとの気持ちを買うことはできない。

                      いままで私は与えられる愛情に甘えていて、誰かを大切にする、愛する、親切にすることを完全に怠っていたのだと思います。

                       

                      そう気づいたのは、この間のお茶会とサイン会でした。

                      わざわざ大切な時間を割いて来てくださる皆様に、少しでも喜んでもらえたら……といろいろ考えていることがとにかく楽しくて、嬉しくて、しあわせでした。

                      皆さんを前に、「死のうと思ったことがある」とぽろっとこぼしたのは、もういまの私にはその気がないからです。

                       

                      ただ、つらい瞬間は少しずつあって、そのたびどうしようと思うのですが、最近は、とにかくいったんパソコンから離れて散歩に出たり、料理をしたりしています。

                       

                      いつかは私もこの世から消えます。後悔しないよう頑張ると格好いいことは言えないのですが、毎日なにか1個やろうと思っています。たとえば今日はこのブログ。明日はまず起きてなにか動画を観る。それだけでもいいし、十分なんだと思います。

                      偉いひとにも売れっ子にもなれなくて、ただの秀香穂里なんですが、そんな秀香穂里に会いに来てくださった皆様の笑顔や涙(泣いてくださった方もいてくださいました)を思い出すだけで、自分である意味がわかる気がします。

                       

                      長くなりましたが、ほんとうにありがとうございました。

                      いろんな病院を経て、いまはだいぶ落ち着いています。

                      相変わらず睡眠薬とデパスたち諸々のお世話になっていますが、これも自分と思って受け止めています。

                       

                      以前、眠れない病という記事を書いたとき、意外にも多くの方から拍手やコメントを頂いて、同じ病に向き合っている方がいることを知りました。

                       

                      怖くて眠れない夜があるかもしれません。

                      自分には意味が無いと落ち込むかもしれません。

                      でも、それはあなたの優しさだからこそと思います。

                      優しいから、怖かったり、自分をもっと大事にしたいのだと思います。

                      助けてくれるひともかならずいてくれます。

                       

                      私は、パニック障害になってから、同行するひとにできるだけ説明するようにこころがけました。

                      突然発症した場合、相手も動揺しますものね。

                      なので、お薬はいつもお守り代わりに持っています。

                       

                      こころに病を持ったからこそ、小説を書けるのかもなといまはそう考えています。

                       

                      いきなりここで終わりますが、

                      次の記事では元気にお会いできますように!ハート



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